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強迫症(OCD)

強迫症:強迫性障害(OCD:Obsessive-Compulsive Disorder)は、自分でも「やりすぎだ」と分かっていても、ある考えが頭から離れなかったり、同じ行動を繰り返してしまう病気です。

例えば、「手にばい菌がついている気がする」と感じて、手を何度も洗ってしまったり、「火の元を確認しないと不安で仕方ない」と何度も戸締まりを確認したりします。
本人にとっては「自分の意思では止められない」と感じていることが多く、日常生活や人間関係に大きな影響を及ぼすことがあります。

当院では、精神科専門医として25年以上の経験を持つ医師が担当医制で診療を行っております
JR保土ケ谷駅から徒歩30秒と通いやすい立地で、女性医師の診療にも対応していますので、安心してご相談ください。

強迫性障害の症状について

強迫性障害の症状は、大きく分けて次の2つから成り立っています。

強迫観念(きょうはくかんねん)

自分の意思とは関係なく、繰り返し頭に浮かんできてしまう考えやイメージです。
代表的なものには以下があります。

  • 「汚れている気がする」「ばい菌がついているのでは」

  • 「火を消し忘れたかもしれない」「戸締まりをしていないかもしれない」

  • 「誰かを傷つけてしまったかも」「悪いことが起こるかも」

  • 「物の位置がずれていると気持ち悪い」

強迫行為(きょうはくこうい)

強迫観念による不安を打ち消すためや厳密にルールに従ってやらなければと感じて行ってしまう行動です。

  • 手を何度も洗う

  • 戸締まりやコンロの確認を何度もする

  • 心の中で同じ言葉を唱える

  • 数を何度も数え直す

  • 物の位置を何度も揃え直す

これらの行為をやめようとすると、不安や不快感が強くなってしまい、結局やらざるを得ないと感じてしまいます。

強迫性障害の原因や分類について

特定の病因は現段階では指摘されていません。かつては不安症の1類型と考えられていましたが、研究がすすみ、現在の分類 DSMⅤ-TRではとらわれや繰り返し行為を共通の特徴とする分類として分けられています。

生物学的要因

  • 脳内の大脳基底核に関連し、ドパミン機能異常をともなう疾患との関連が指摘されています。脳の、皮質―線条体―視床―皮質の回路が注目されています。セロトニン神経経路の関与も推察されています。 

性格的傾向

  • 几帳面・完璧主義・責任感が強い
     真面目で頑張り屋の方に多く見られます。自分を責めやすく、「失敗してはいけない」と強く感じる傾向があります。

環境的要因・過去の経験

  • 厳格な育てられ方過去のトラウマ体験、ストレスの多い生活などが関係することもあります。

大人の強迫性障害の治療法について

  • 科学的な根拠(エビデンス)に基づいて、現在最もよく使われている治療法をご提案します。症状や生活に合わせて、無理のない方法を一緒に選んでいきます。」

薬物療法

  • SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)

    強迫観念や不安をやわらげる効果があります。半数ほどの方は、この薬だけで症状が改善します。効果が出るまで時間がかかることもありますが、根気よく治療を続けることが大切です。副作用や飲み方についても、診察時にしっかりご説明しますのでご安心ください。

  • もしSSRIを十分な量と期間使っても改善が難しい場合は、リスペリドンまたはアリピプラゾールというお薬を追加することもあります。これも科学的には弱い推奨ですが、症状軽減を目指す選択肢の一つです。

  • その他の薬

精神療法、行動療法

強迫的な行動や考えに向き合い、それを少しずつ我慢しながら慣れてく方法(曝露反応妨害法)や、ものの考え方を見直す認知療法、またそれらを組み合わせた認知行動療法が現在最も使われています。使うかどうかはご本人の状況によって丁寧にご相談します。

併用治療(薬+心理療法)

  • 薬だけ、心理療法だけ、あるいは両方を組み合わせることに関しては、特に「どれが優れている」とは言えません。患者さんの症状や生活に応じて、最適な治療を一緒に考えていきます。

よくある質問

Q1. 強迫性障害は治りますか?

適切な治療を続ければ、多くの方が症状を軽減し、日常生活を取り戻すことができます。
ただし、症状が完全にゼロになるのではなく、「うまく付き合える状態」にすることが治療の目標です。

Q2. どれくらい治療に時間がかかりますか?

人によって異なりますが、数ヶ月〜1年以上かけて徐々に改善していくケースが多いです。あせらず、じっくり向き合うことが大切です。

Q3. 薬をつかいたくないのですが

患者さんのご希望にあわせて治療をくみたてていきます。まずは受診して治療方法を相談しましょう。

Q3. 同じ先生に診てもらえますか?

はい。当院では担当医制を採用しており、初診から同じ医師が継続して診療にあたります。お話しやすい関係性を築くことを大切にしています。

Q4. 女性の先生に診てもらえますか?

はい、女性医師による診察にも対応しております。特にデリケートなご相談も安心してお話しいただける環境を整えております。

院長より

強迫性障害の症状は、自分でも「おかしい」と思っているのにやめられない、という苦しみを伴います。
人に理解されにくく、孤独を感じている方も多いと思います。

でも、強迫性障害は治療で改善できる病気です
一人で抱え込まずに、ぜひ専門の医師にご相談ください。
当院では、専門医がじっくりとお話を伺いながら、一緒に治療の道を考えてまいります

まずはお気軽にご連絡ください。あなたのつらさに寄り添える場所がここにあります。

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