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適応反応症(適応障害)

適応反応症とは、職場・学校・家庭などの環境の変化や人間関係のストレスがきっかけで、心や体に不調が現れる状態のことです。

たとえば、転職や人事異動、上司との関係、いじめ、介護、受験や失恋など。
「その出来事がつらすぎて、心がついていかない」――それが適応障害の特徴です。

うつ病と似た症状が出ることもありますが、大きな違いは、ストレスの原因がはっきりしているという点です。
適切な治療と環境調整によって、多くの方が回復可能な状態です。

当院では、精神科専門医歴25年以上の医師が担当医制で診療を行い、女性医師や漢方薬のご相談にも対応しています。
JR保土ケ谷駅から徒歩30秒という立地ですので、通いやすさも安心材料のひとつです。

適応反応症の症状について

適応障害では、ストレスを感じる出来事が起こってから、比較的短期間で心や身体に不調が現れます
症状は人によってさまざまですが、主に以下のようなものがあります。

精神的な症状

  • 気分が落ち込む

  • 不安感が強まる

  • 涙もろくなる

  • イライラしやすい

  • 焦りや絶望感を感じる

  • 何も手につかない

  • 些細なことで傷つきやすくなる

身体的な症状

  • 頭痛、腹痛、吐き気

  • 食欲不振や過食

  • 不眠(眠れない、途中で目が覚める)

  • 倦怠感や体のだるさ

行動の変化

  • 遅刻や欠勤、休学が増える

  • 約束を守れなくなる

  • 引きこもりがちになる

  • 急に泣き出す、怒りっぽくなる

このような症状が、その人本来の適応力を超えて続く状態を「適応障害」と呼びます。

適応反応症の原因について

適応反応症の原因は、特定のストレス要因に対する反応です。

主なきっかけとなる出来事

  • 就職・転職・異動などの職場環境の変化

  • パワハラ・いじめ・人間関係のトラブル

  • 結婚・離婚・介護・出産など家庭の変化

  • 学校でのストレス(成績、いじめ、部活動など)

  • 経済的な不安、病気の診断など

こんな人がなりやすい傾向もあります

  • 責任感が強い

  • 他人の期待に応えようと頑張りすぎる

  • 感受性が豊かで傷つきやすい

  • 困っても人に相談できない

適応反応症は、こうした「外からのストレス」への反応であることがポイントです。
原因が明確なので、取り除いたり和らげたりする工夫によって回復が期待できます

適応反応症の治療法について

適応障害の治療では、ストレスの原因への対応と、症状をやわらげる治療の2つが大きな柱となります。

環境調整とストレスマネジメント

  • ストレスの元となる環境から距離をとる

  • 休職や休学の検討

  • 家族や職場への理解のお願い

  • カウンセリングや心理的サポート

当院では、必要に応じて診断書の発行や、復職・復学に向けた支援も行っています。

薬物療法(必要に応じて)

  • 不安や不眠が強い場合には、抗不安薬や睡眠導入剤を短期間使用することがあります。

  • 気分の落ち込みが強い場合には、抗うつ薬(SSRIなど)を併用することもあります。

  • 漢方薬によるアプローチもご相談可能です。

患者さまのご希望を尊重し、薬を使わない方法をご希望の方にも、可能な限り対応いたします。

認知行動療法(CBT)

ストレスに対する考え方のクセや捉え方を見直す心理療法です。
「◯◯すべき」という思考にとらわれすぎないようにし、ストレスに柔軟に対応できる心の持ち方を育てます

よくある質問

Q1. 適応反応症とうつ病はどう違うのですか?

適応障害は、明確なストレス要因があって、それに反応する形で症状が出ている状態です。
一方で、うつ病はストレスの有無にかかわらず、気分の落ち込みが慢性的に続く病気です。
適応障害の方が、回復が早い傾向があります

Q2. 適応反応症は甘えではありませんか?

いいえ、決して甘えではありません。本人の意思や努力ではどうにもならないほど、つらい状況に心が反応している状態です。
真面目で頑張り屋の方ほどなりやすい病気です。

Q3. 休職したいのですが診断書は書いてもらえますか?

はい、状況に応じて診断書や主治医意見書の作成が可能です。必要であれば、復職に向けた支援も行っております。

Q4. 同じ先生にずっと診てもらえますか?

はい、当院では担当医制を採用しており、初診から継続して同じ医師が対応いたします。

Q5. 女性医師に診てほしいのですが…

はい、女性医師の診察にも対応しております。デリケートなお悩みも、安心してお話しください。

院長より

適応反応症は、誰にでも起こりうる心の反応です。
「まだ頑張れるはず」「休んではいけない」と思い込んで、つらさを抱え続けてしまう方がとても多いのが実情です。

でも、早めに相談していただければ、しっかり回復することができます
無理をする前に、気軽にお話にいらしてください。

保土ケ谷駅からすぐの当院で、あなたのこころの負担を少しでも軽くするお手伝いができればと思っています。

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