自律神経失調症
「なんとなく調子が悪い…でも検査では異常がない」
「不眠・動悸・息苦しさ・めまいなどが繰り返し起こる」
「自律神経失調症」かもと周りから言われたという方もいるかもしれません。
自律神経失調症とは、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが崩れ、心や身体にさまざまな不調があらわれる状態です。
ストレスや生活習慣、気候の変化、女性ホルモンの変動などが関係していることもあります。
過去には日本ではこの診断が頻繁につかわれていましたが、現在国際的に使用されているICD-11(10)や、DSM-5、DSM-5TRなどの分類では採用されていません。かわりに他の病名に分類されます。起立性調節性障害、パニック障害、過敏性腸症候群、適応障害、片頭痛など様々な病気が現在の診断分類にはあてはまってきます。
現在の病名にあてはめるとどのような診断となるか、そして現代の医学に照らし合わせて、どのような治療方法が適切か検討していきます。
当院では、精神科専門医が一人ひとりの背景に丁寧に耳を傾けながら、症状の原因を探り、対話を大切にした治療を行っています。
JR保土ケ谷駅から徒歩30秒。女性医師や漢方薬の処方にも対応していますので、お気軽にご相談ください。
自律神経失調症の症状について
主な身体的な症状
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慢性的な疲労感、だるさ
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頭痛やめまい
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動悸、胸の圧迫感
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息苦しさ、過呼吸
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胃腸の不調(吐き気、便秘、下痢)
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手足のしびれ、冷え
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寝つきが悪い、夜中に目が覚める
精神的な症状
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不安感、緊張、焦燥感
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イライラしやすい
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気分の落ち込み
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集中力が続かない
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音や光に敏感になる
よくある訴え
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「検査では異常なしと言われたが、つらい」
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「いつもどこかしら調子が悪い」
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「周りに理解してもらえず、つらい」
こうした症状に共通するのが、自律神経の乱れが関係している可能性です。
自律神経失調症の原因について
自律神経失調症ではといわれる病態に概ね共通する原因です。現代の医学では、細かく内容が分類され、研究がすすんでいます。
ストレス・過労
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職場や家庭、人間関係の悩み
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長時間労働や不規則な生活
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睡眠不足が続いている
性格的な傾向
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真面目・責任感が強い
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完璧主義、他人に気を遣いすぎる
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頑張りすぎるタイプ
ホルモンバランスの変化
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更年期(女性ホルモンの急激な変化)
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生理前の不調(PMS)
生活リズムの乱れ
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夜型の生活、食事の偏り
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気温差、天候の変化に弱い
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スマートフォンやパソコンの長時間使用
当院では、こうした背景を丁寧にお伺いしながら、オーダーメイドの治療方針をご提案しています。
自律神経失調症の治療法について
自律神経失調症は、原因に応じた生活習慣の見直しと、必要に応じた薬物療法・心理的サポートで改善が期待できます。
生活習慣の改善
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睡眠・食事・運動リズムの調整
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リラックス方法(呼吸法・ストレッチなど)の指導
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仕事や人間関係の負担を減らす工夫
薬物療法(必要に応じて)
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抗不安薬や抗うつ薬・・不安感や神経の過敏を和らげる
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自律神経調整薬・・自律神経に働きかけてバランスを整える
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漢方薬・・体質や不調の種類に応じた自然なアプローチ
当院では、「なるべく薬を使いたくない」というご希望にも対応可能です。
心理的サポート
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気持ちの整理をサポートするカウンセリング
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自分の考え方のクセに気づく「認知行動療法」
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ストレス対処法や心のメンテナンス法の提案
院長より
自律神経失調症の方は、長く体調不良に悩みながらも、なかなか相談できずに頑張り続けてしまう傾向があります。
でも、「つらい」と思ったときが相談のタイミングです。
当院では、症状だけでなく、生活背景や気持ちの動きにも寄り添いながら診療しています。
治療に正解はひとつではありません。一緒に「自分に合った方法」を見つけていきましょう。
