お腹が痛い
「胃腸の検査では異常がないのに、腹痛が続いている」
「朝になるとお腹が痛くて学校や仕事に行けない」
「人前に出ると緊張でお腹がキリキリする」
このような腹痛は、過敏性腸症候群(IBS)や自律神経の乱れ、心因性の要素が関係していることが少なくありません。
私たち保土ヶ谷メンタルクリニックこはくでは、腹痛の背景にある「こころの状態」にも丁寧に向き合う診療を行っています。
お腹が痛くなる原因(心療内科的な視点)
1. 過敏性腸症候群(IBS)
・検査では異常がないにも関わらず、腹痛・下痢・便秘を毎週.繰り返す慢性の腸の不調
・ストレスや緊張によって悪化しやすい特徴があります
・特に登校前、出勤前、会議の前などに症状が強くなることが多いです
2. 心因性の腹痛(ストレス性腹痛)
・明確な病気ではなく、精神的なストレスが原因でお腹が痛くなる状態
・小中学生にも多く、登校前や大事な予定の前に「お腹が痛くなる」という形で現れることがあります
3. 自律神経の乱れによる胃腸機能低下
・ストレスが続くと、自律神経のバランスが崩れ、胃腸の働きが不安定に
・結果的に、胃もたれ・腹痛・便秘や下痢を繰り返すことがあります
4. 不安障害やうつ状態
・心配ごとが多く、いつも「不安で仕方がない」という状態が続くと、消化器症状として腹痛が出ることがあります
・同時に食欲低下や睡眠の質の悪化も見られることがあります
関連する病気・症状
過敏性腸症候群(IBS)
最もよく見られるストレス性の腹痛。便秘・下痢・腹部の張りを繰り返します
自律神経失調症
胃腸の動きが不安定になり、腹痛や胃痛、便秘・下痢などを引き起こします
解離症群 機能性神経学症状症(変換症)
ストレスなど、心因的な原因により、腹痛があらわれます。
身体症状症、身体的苦痛症
心因的な理由で、身体的な原因により考えられる以上に、腹痛をより強く感じるようになります。
うつ病・不安障害
体の不調の一つとして腹部の症状が出ることがあります
保土ヶ谷メンタルクリニックこはくでの診療
1. 精神科専門医による丁寧な問診
・腹痛のタイミング、状況、体調の変化、生活のストレスなどを細かくお聞きします
・胃腸科での検査結果があれば、それも参考にして全体の状態を把握します
2. 心と身体の両面からのアプローチ
・腹痛そのものだけでなく、その背景にある心の負担や生活リズムの崩れにも着目します
・ストレスマネジメントや環境調整のご提案も行います
3. 必要に応じた薬物療法
・過敏性腸症候群やストレス性の腹痛に対して、**抗不安薬や腸の動きを整える薬(整腸薬)**を併用することもあります
4. ご希望に応じた漢方療法
・体質やお腹の状態に合わせた漢方薬(大建中湯、半夏瀉心湯など)もご提案可能です
・自然な治療を希望される方にも対応できます
5. 担当医制による安心の継続診療
・毎回同じ医師が診察を行うため、少しずつでも変化を見ながら支えていく診療が可能です
よくある質問
Q1. 内科で異常がないと言われました。それでも相談していいですか?
A1. もちろんです。検査で異常がない腹痛の多くは心療内科の領域です。遠慮なくご相談ください。
Q2. 腹痛があるときに精神的な原因を疑うのは早いですか?
A2. 身体の病気を除外したあとに、心の状態を見ていくことはとても大切です。タイミングとしては適切です。
Q3. 子どもでも診てもらえますか?
A3. 当院では原則18歳以上の方が対象となります。お子さまの場合は、小児科または児童精神科をご案内しております。
院長より
「お腹が痛い」という症状は、一見よくあることのように思えますが、慢性的に続いている場合は“こころ”からのサインであることも珍しくありません。
当院では、「もう少し様子を見よう…」と我慢してきた方の不調にも、心から寄り添い、少しずつ改善への道を一緒に探していきます。
どうぞ無理せず、お気軽にご相談ください。
